モ351形
昭和37年に帝国車輌で2両、翌38年に東急車輌で3両製造された全金属大型ボギー車である。
車体はモ501形と殆ど共通設計のものを使用しているが、電動機などの一部の機器類は製造費の削減のために旧品流用を行っている。
其の為、この形式は吊掛駆動となっているが、台車は新製の空気バネ台車を使用しているため乗り心地は上々である。
現在も5両とも通常運用を行っているが、暖房装置の不調により冬季はあまり使われないようだ。
近年の塗装は大半が広告塗装であるが、354号が大阪市電塗装になったように特別塗装が施されることもある。
▲この頁の最上部へ▲
●号車詳細
▲この頁の最上部へ▲