モ701形
昭和62年〜平成7年に東急車輛で11両製造された全金属大型ボギー車で、現在の阪堺電軌の最多両数形式である。 昭和55年の分社化後初の新造車輌で、当初よりワンマン仕様で冷房装置も搭載されていた。 1軸ツーハンドル型マスコンや電気指令式制動、制動灯といった従来の車輌にはない新装備がある。 また、この形式以降、側面にも行先表示機が設置されている。 平成16年に全車とも行先表示機が幕式からLED式に交換され、平成19年から平成22年にドアステップの二段化改造が行われている。 一部車輌はシングルアーム型パンタグラフに換装されている。現在、11両とも現役車輌として在籍している。