レトロ電車倶楽部 〜阪堺電気軌道の旧形車輌を中心とした鉄道趣味サイト〜 |
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阪堺電気軌道> モ101形(電3形) 大正13年に梅鉢鉄工所と日本車輌で101〜120号の20両が製造された。阪堺初の3扉大型低床ボギー車であり、最後の木造車である。 大正時代の車輌らしい豪華な意匠が随所にみられるが、車体寸法は後に登場のモ151形やモ161形と殆ど同じである。 制御器は鉄道線車輌の旧品流用の直接式、電動機は30kw×4個と、当時の路面電車としては最強級の出力で、台車はブリル77E-1を装備した。いづれも米国製である。 戦災焼失により3両が廃車となった後は、昭和20年代後半に安全性向上の為、正面部分の半鋼製化を行った。 モ501形新造と木造車追放を求める運輸省の指示に伴い昭和35年から廃車が始まり、昭和42年に全車廃車となった。 これに際してモ351形には電動機、モ121形には電動機と台車、モ205形には台車が流用されている。 ※写真:「阪堺電気軌道発足記念乗車券」(S55)より ●台車
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