レトロ電車倶楽部 〜阪堺電気軌道の旧形車輌を中心とした鉄道趣味サイト〜 |
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阪堺電気軌道> モ151形(電4形) 昭和2年に川崎造船所で10両製造された大型ボギー車で、阪堺初の半鋼製車である。 翌年登場のモ161形はこの形式の改良型で、大半は共通設計であるが、間接制御のモ161形に対し、この形式は従来型の直接制御であった。 戦時中に1両が戦災し、戦後に5両が制御器の換装や連結器の装着でモ161形やモ301形へと改造され、最終的に4両が残った。 昭和35年にモ301形と同型の間接式の制御器に交換され、モ301形の連結器が撤去されてからは、モ151形とモ301形の違いはなくなり、実質的に同一形式となった。 昭和40年頃にYゲルをパンタグラフに換装、昭和54年にはワンマン改造が行われた。 昭和62年に151号が除籍となった後はアメリカのサンフランシスコ市営交通に譲渡された。 残る3両は平成元年迄に全車廃車となった。 尚、譲渡された151号は現在もサンフランシスコ市営交通に在籍しているが休車中である。 ※写真:「JS3VXWの鉄道管理局」より ▲この頁の最上部へ▲ |